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藝大美術館

「窓が包む世界」

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コンセプト

家の中。朝になってカーテンと窓を順に開け、外の世界と対面する。もしもこんな日常が“包み紙を開いて贈り物を手にする”ようであったらどうだろう。いつも同じにみえても外の世界に全く同じ時はない。窓はそれを毎日毎日包んでいる。ある夜に、私の窓が包んだ世界をどこかの誰かが窓を開けて受け取っているかもしれないし、どこかの誰かが包んだ世界を私は窓から大事に受け取っているのかもしれない。あなたはどんな窓でどんな風にどんな世界を包んでいるんだろう。参加型の作品による新たな形をみつけてみたい。

準備するもの

スマートフォンまたはデジタルカメラ

やってみる

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1.家の中にある窓の中から一番好きな窓を選ぶ。どんな窓でも構いません。外の世界を感じられるものであれば開閉ができない窓や遠くの景色がみえない窓であっても大丈夫です。光や風、音を頼りに探してみてください。

2.選んだ窓の一番好きな時間を探す。朝の光が入るとき、昼間の遠くの音が聞こえるとき、夜の風が気持ちよいとき…どんなときがよいでしょうか。日常の中でさがしてみてください。

3.選んだ窓の一番好きな時間に窓を開けたり閉めたりする。“贈り物を開けるような、贈り物を包むような”感じで行ってみてください。開ける前に外の様子を想像してみたり、目を瞑ってあけてみたり。大事そうにそーっと閉めてみたり…。開閉できない窓の場合は窓から贈り物を受け取るような、贈るような気持ちで窓を眺めてみてください。

4.窓の写真を撮る。一番好きな窓の好きな時間を写真でとらえてください。カーテンや窓が開いている状態か閉まっている状態かは問いません。窓の中から見ている世界であることが分かるように、なるべく窓枠が入るように撮影してください。縦横の構図の指定はありません。スマートフォン、もしくはデジカメ等で撮影してください。季節が限定されるため撮影が難しい場合や他の理由でどうしても伝わる写真の撮影が難しい場合はスケッチや過去に撮影したものでも構いません。

※特定可能な人物や個人情報を含むものが写り込むことは避けてください。

5.写真のデータを投稿する。お送り頂いた画像は展覧会にて作品の大事な一部となって公開されます。作品に直接的に反映されるのは画像データとなりますが窓の紹介や開け閉めするときのことなど文章で頂けると幸いです。短くても構いませんのでぜひ文章を添えてお送りください。

“窓が包む世界”について作家による日常的な実験や気づきの記録。ワークショップ参加前、参加後の読み物としてご覧ください。

https://worldwrappedbythewindow.blogspot.com/

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データで送る

<送ってほしいもの>

・窓の写真のデータ

・(可能であれば)窓の紹介や開け閉めするときのことなどを書いた文章

<作品の送り先>

<こだまを送る>のページにて投稿してください。

<投稿こだま>にて発表していきます。

【ご注意】

投稿いただいたデータは、内容を確認の上、掲載します。掲載まで1週間程度のお時間をいただきます。

・写真の中に個人が特定される情報(氏名・住所・電話番号など)が含まれないかご確認ください。

アーティスト:岩田とも子

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